酒田市では、平成28年度から乳幼児、小学生を対象とした「読書手帳」を作成・配付し、活用していただいています。平成29年度からは中学1年生まで配布・活用の対象を広げました。
読書手帳に記録することで、自分がこれまでにどんな本を読んだか、どんな感想を持っていたかを振り返ることができます。次に読む本を選ぶ際の手掛かりになるかもしれません。また、読書手帳をきっかけに、読んだ本や読書に関することが、家族の話題になるかもしれません。
気負わず、できる範囲で、「読書手帳」を活用してほしいと考えています。
本を読むことが好きな人は、自身の読書の足跡・記録として読書手帳を気軽に使っていただければと思います。
本が嫌いな人は、比較的好きだと思った本を読書手帳に記録することで、次にどんな本だったら読めそうか、考える材料になるかもしれません。
乳幼児用の読書手帳は保護者が記入することになりますが、お子さんが好きな絵本や喜んだ絵本が何だったか、嫌いな本はどんなジャンルかなど、育児の記録のつもりで、出来る範囲で、楽しみながら活用していただければと思います。
読書手帳については、本が好きな人も、嫌いな人も、本を手にするきっかけとして役立てば良いと考えています。ご理解をお願いします。