基本理念
知(地)のアリーナ
~ヒト・モノ・コトが行き交い、
多様なコミュニケーションが創出され、
知(地)的好奇心がインスパイアされるみんなの居場所~
ミライニは、集いと賑わいを求める場所であると共に、図書館を通じて子供や学生、若者からシニアまで幅広い年代が学び、成長できる場所になるよう、教育的な事業展開や地域への発展性を考慮しながら、世代間交流や大学連携等を進めます。
酒田市立中央図書館が令和4年春に移転オープン
市総合文化センター内にあった中央図書館が、令和4年春 のミライニのグランドオープンに合わせ移転オープンしました。蔵書数は旧館の1.4倍となる30万冊、座席数は3倍以上に大幅に増え 、縁側ベンチや閲覧用ソファーを設ける等、開放的な空間で居心地の良い滞在型の図書館に生まれ変わりました。 また、酒田駅前再開発の中心施設となる図書館は、本に親しむだけの施設ではなく、子供たちや若者が集い、対話や交流などのコミュニケーションによって学ぶ場所、人が育つ場所にしていきます。
酒田市立図書館ホームページ
東北公益文科大学との連携
地元の大学である東北公益文科大学とは、図書館資料の相互貸借にとどまらず、研究や実践の発表の場として活用してもらうほか、ミライニとして、地元高校生と大学生の交流促進のための仕組みづくりを進めます。
酒田光陵高校×東北公益文科大学×市 駅前公共施設ワークショップ開催
東北芸術工科大学との連携
ミライニの施設名称とロゴデザインの制作を担った東北芸術工科大学デザイン工学部グラフィックデザイン学科と、施設の空間づくりやブランディング等においても連携を継続していきます。ミライニは、学生の芸術活動の実践の場としても生かされて行きます。
駅前公共施設の新たな名称・ロゴデザイン
地元の学生や若者と作る空間
「学びを地域社会につなげる」ことをキーワードに、施設運営に学生や若者の意見を取り込む仕組みづくりを進めます。
将来に亘り人が集い、市民が支え学ぶ施設を目指し、従来の公共施設運営の固定概念にとらわれない、新しい形の施設運営にチャレンジします。
読書や友人との会話を楽しみながら、それぞれ自由で気持ちの良い時間を過ごせる空間をつくります。
土間をモチーフにした交流空間(1階)
1階駅側の観光案内所から共有ロビーまでの吹き抜け空間は、土間をモチーフに、縁側ベンチを設けて図書館エリアと交流エリアを緩やかに仕切るデザインになっています。 縁側ベンチに並んで座りながら、親子や友人同士、寛いだ時間をお過ごしいただけます。
グループ活動エリア(2階)
中央図書館2階には、これまでの中央図書館には無かったグループ活動エリアを設けています。学生らが自由に勉強したり、話し合ったりできる空間を提供します 。
ミライニ広場
酒田駅前再開発エリアの中心に、芝生やウッドデッキ、テラス席等を設けた憩いの空間を提供します。 また、マルシェやフリーマーケット等、多様な活動を可能とする賑わいの空間としても活用していきます。 隣接する駅前バス停留所にも近く、待合い時間に過ごすのにも快適です。
図書館と観光案内所では、地域に根差した様々な情報を収集して、観光やビジネスを目的とした来訪者に加え、市民に対しても情報発信を行います 。
酒田駅前観光案内所
酒田駅にあった観光案内所が、令和2年11月にミライニに移転オープンしました。これまでに無い市民参加型の観光ウォールマップを備え、ガイドブックでは得られない酒田市の魅力を発信します。ウォールマップに付属して設置するデジタルサイネージでは、酒田市を紹介する様々な映像を随時紹介していきます。 また、図書館と連携した「酒田本コーナー」 、ディープなローカル観光情報の提供、光丘文庫の貴重な資料展示など、本市の玄関口においてオリジナリティー溢れる観光案内所を目指します。
地域資料コーナー
光丘文庫の貴重な資料を出張展示する等、地域文化の発信にも努めます。酒田市を代表する作家と図書資料の紹介も行っていきます。
小さなお子さん連れの親子でも、気兼ねなくご利用いただけるように、授乳室や児童用専用トイレ等を設けています。子育て世代のご家族が安心してご利用いただける施設を目指しています。
「おはなしの部屋」
児童エリアの「おはなしの部屋」は、木のぬくもりを感じ、子供たちや親子連れが自由に読書を楽しめる空間です。靴を脱いで、寝そべったり寄り添ったりしながらゆったりと寛いだ時間を過ごしていただけます。
キッズコーナー
地場産材を活用し木のぬくもりを体感できる木玉プール、落書きできる壁を備えたキッズコーナーを作りました。酒田市のマスコットキャラクター「あののん・もしぇのん」の絵本用カートも、子ども達を待っています。